青のSP

青のSP(スクールポリス)6話 パワハラ上司から仲間を救え!嶋田と香里の過去が!

青のSP(スクールポリス)6話あらすじネタバレ

香里(明日海りお)の死に関与していると疑わしき元赤嶺中学の美術教師だった、岡部(遠藤雄弥)。

岡部の居場所を突き止めた嶋田(藤原竜也)。

嶋田は、香里と1年前に恋人関係だったことを涼子(真木よう子)に伝え、もしも岡部が香里を殺したと分かれば、彼を殺すと恐ろしい内面に秘めた本音を吐露。

その様子に言葉を失った涼子。

後日、なぜか岡部の足取りが分からなくなり、岡部の家を訪ねても、彼は留守。

再び、足取りが再び分からなくなりました。

職員室では、新津(須賀健太)が同じ1年の教師、荒井英子(たくませいこ)と古賀一成(児玉宣勝)に仕事を押し付けられて、連日の残業で心身ともに悲鳴を上げていたのです。

新津と同期の柴田(泉澤祐希)は、小学校から高校までの同級生で、親友。

新津のことが放っておけず、なんとか助けたいと立ち上がるものの、赤嶺中学には「他学年のことに口を出さない」という暗黙の了解がありました。

荒井もまた、教材研究で多忙な新津を「鍛えてあげて」と古賀に言い、パワハラを容認。

新津のことを気に掛ける柴田は、涼子にこのことを相談。

また、嶋田は涼子に岡部に自分が接近していることを連絡したのかと問いただします。

涼子はそんなことしていないし、自分の仕事の邪魔をしないでほしいと反論。

柴田はついに、新津の件がやりすぎだと古賀と荒井に訴えますが、「新津の大切な成長機会を奪うな」と言われ、反論できず・・・。

阿部(音尾琢真)も新津の件については他の教師が流出できないと口出し。

新津は相変わらず、古賀と荒井からひどいいじめを受けていました。

古賀は新津に暴力的に接し、荒井はそれを嘲笑って見ているのです。

生徒たちが来るので、2人はパワハラを中断しますが、古賀は新津に「お前は昔から誰かに守ってもらわないと何にもできない」と新津の過去をほのめかす発言をするのでした。

柴田に泣きつかれた嶋田もまた、教師自身が解決する問題だと言って突き放します。

しかし、柴田の様子に生前、教師に対する赤嶺中学の対応を「やりがいの搾取」だと訴えていた香里の姿を重ね、手助けすることにした嶋田。

新津は、英語教師として授業を続けますが、授業中に無駄話をする生徒達を冷静に叱りますが、彼は子供たちにも嘗められていました。

嶋田は、翔子(吉柳咲良)と、真田(中川翼)から新人だった新津を新井、古賀から庇い続けていた過去を聞きます。

その通りのことがあって、自身が嫌柄背を受けても拒否する勇気がないことが原因だとこぼす新津。

その夜、嶋田は再び、岡部の家に行ったところ、岡部が家にいる気配を感じて、マンションに向かいますが、中にいたのは別の人物で、不動産業者でした。

そんななか、新津が夜道でひったくりに遭って、生徒達の家庭訪問記録が流出する事態が発生。

柴田は夜遅くまでカフェで資料作成をし、店を出た後、柴田から「呑みに行こう」というメールを見ている間に、不審者に資料が入ったカバンを取られてしまいました。

翌朝、岡部が引っ越し済みで、だからこそ、昨夜には不動産関係者と新しい住人が部屋の様子を見にきていたのでした。

嶋田は楓(山口紗弥加)に新津のことを嶋田が追っていることを勘づき、嶋田に「過労死ライン」に新津がなりそうだと伝えます。

楓はお腹の命と共に嶋田に助けてもらったことをきっかけに、学校にはスクールポリスにしか解決できない問題があると感じたと話します。

また、自分は「スクールポリス」の味方だと協力的な姿勢に。

しかし、個人情報流出の件で、保護者に謝罪に行き、表向きは彼と古賀だけが行ったことにされて、仕事を押し付けられました。

柴田は新津と共に謝罪にまわりますが、手を差し伸べようとする柴田に対し、このまま自分が消えたほうが学校が変わってくれるかもしれないと意味深な発言をこぼします。

学校へ戻った新津はまたしても余計な仕事を古賀に頼まれ、精神的に心が悲鳴を上げていました。

自殺をするために突発的に屋上へ向かい、彼は身を投げようと試みます。

他の教師たちは屋上で、必死に新津の説得をしますが、木島(高橋克実)も外の仕事から戻ってきて大混乱。

実は、嶋田は全てを追跡と録音データで解析しながら、新津の動向を見守っていました。

ついに、みんなの前で仕事に追われ、自分のプライベートな時間を持てないことやパワハラについての吐露。

嶋田は木島がついに本音ともいえるひどい発言をします。

そんなに不満ならば、学校ではなく、国に文句を言えばいいと新津を援護。

嶋田もこの学校は生徒の為と口先だけ言いながら、人を奴隷のように扱い、奴隷が苦情を言っているようなもの、その奴隷が普通の人間らしい生活ができるわけないとこぼすのです。

嶋田のきつい言葉に動かされ、教師みんなが木嶋に教師の労働問題について、赤嶺中学教員一同が迷惑していると新津の前に立ちはだかりました。

そこで、新津は自殺を踏みとどまることができました。

新津の件が終了後、嶋田は子供食堂でアルバイトをする三枝(山田裕貴)と連絡をとり、岡部の居場所を特定。

岡部はどうやらまだ教師を続けているようで、夜の仕事帰りに教え子にさよならの挨拶をされていました。

まるで吟味するように、若い女性が通り過ぎてゆく様子を見ていた岡部は、嶋田にとうとう捕まります。

乱暴にして、香里のことを殺したのも、1年前の涌井美月(米倉れいあ)の件を追求。

岡部は、香里が亡くなる日、フランスに自分を見つめ直す為に渡航をしたと訴えます。

その渡航歴もあるから、警察で喋っても構わないと強気な姿勢の岡部。

さらに、彼は、嶋田から、美月を準強姦未遂をしたことを知り、激怒。

もっと深刻な状況として、涼子が岡部の犯罪を知っていて庇っていたことを知りました。

岡部が引っ越しをしたことも、涼子が指示を出して岡部を逃がしていました。

涼子は香里と共に、美月の件について、美月が岡部から乱暴され、上半身に引っかき傷を負った様子を見ていました。

しかし、美月は性被害にあったことを他の生徒にも隠したくて、否定。

隠蔽するように木島から圧力をかけられたことを嶋田に伝えます。

嶋田は「香里が隠蔽に加担するわけがない」と涼子に手荒な行動をして、激怒して追求。

涼子が岡部が逃がすのを加担している酷い状況、そして、美月の状況が目に余る犯罪案件だと知りながら、校長の指示に香里と共に従った状況に怒り心頭な嶋田。

香里が亡くなって倒れていた様子を駆け付けた警察に囲まれながら、知った過去の記憶を思い出し、涼子を壁に押し付けてまで尋問攻めにします。

さらに、謎の人物から送られてきた涼子と香里が会話していた録音データを開いた嶋田。

そこで、涼子が普段の生徒思いの教師の顔とは裏腹に、香里に対して「警告」と称し、追い詰めている記録を見て、涼子を怪しむのでした。

次回、涼子はやはり、敵だった?!さらに明かされる香里の死の真相と、貧困でいじめに苦しむ男子生徒の心の寂しさに迫る!

青のSP6話感想・みどころ

赤嶺中学、問題ありすぎでしょう!パワハラに、生徒へのセクハラ・・・何よりも校長の木島(高橋克実)が香里(明日海りお)の事件に首を突っ込む嶋田を追放しようと目論んでいる。

涼子は決して悪い女性ではないのに、木島に洗脳されているように、協力的な部分があります。

涼子は敵か味方かどちらか読めなくなりますよね。

新津はひどいパワハラを受けていて、楓が言っていた過労死ラインを越えてもおかしくないですよ。

授業中に騒ぐ生徒たちにも、強く叱れない新津は、どんどん内面に鬱屈を抱えていて、可哀想です。

それでも、学生時代からの友人の柴田は心優しいし、人として何が間違っているかを見抜ける真っ直ぐな目を持っていると思いました。

行動力があるものの、柴田自身も無力でいたたまれません。

嶋田の愛の鞭が後半にさく裂し、嶋田はわざと新津の心理を知った上で、「死にたいんだよな」と彼の身体を押して屋上へ落とすふりをしたり、教師たちを「学校の奴隷」だと口走った様子はかっこいいですね。

普段は生徒思いのちょっとうざすぎる正義感が強い涼子ですが、なんと、木島の指示に従って、まだ中学生の美月の強姦未遂の案件を隠蔽・・・。

美月を助けようとしていた香里も、木島に圧力をかけられ、一緒に校長室にいましたが、涼子よりも惨たらしい状況に心を痛めていた香里は大きく動いていたことがわかりましたね。

涼子は流されやすい人間なのでしょう・・・新津のパワハラのことも、知っていながら他の教師たちの反応や周りの動きを窺って、新津を助けていたので、彼女は子供には優しいけれど、大人には冷たい人なのかな・・・と思ってしまいました。

それにしても、赤嶺中学、”病み”すぎ!すごく「病んでいる」状態ですよ。

大人が大人をいじめ、自殺寸前に追い詰めているにもかかわらず、子供達にはいじめは駄目だと訴える現代の学校の一つにもありそうな闇を抱えていますよね。

さらに、香里は真っ向から、大切な女子生徒の命を守ろうと動きますが、真の優しさを持つ彼女が、学校側からは「排除」すべき対象になってしまったのが非常に痛々しいです。

香里に対して、涼子は「警告」した・・・香里に木島の圧力に従わざるべきだと訴えた・・・涼子の心というか、人間性は「天使」と「悪魔」どっちだろう?

涼子も女子生徒が授業中に自死し、守れなかったトラウマを抱えている・・・だからこそ、木島側に従うことが過去のトラウマを思い出さないようにするためや、教師を続ける自分の為に、そうしているのか?心がざわつく思いでしたね。

岡部、本当に許せない・・・中学生の子どもが大人と性行為をする事を「同意」なんて絶対にしない・・・女の子の心がどれだけ傷が計り知れないものか、自分の身勝手な欲望で人一人が傷ついてもいとわない彼の獣のような行動は「逃げられる」ことじゃないですよ。

そして、子供が辛い目に遭っているのにも関わらず、隠した学校も・・・。

ただ、美月が否定するのは、自分が性被害を受けていることを同級生に知られたくない気持ちなどその件で追及されたくない、思い出すと学校にまたいけなくなるのでは?という不安があるからなのでしょうか。

いずれにしても、自分が性被害に遭ったことは言いたくないし、どこでどう広まるか不安な美月の気持ちも、女性として共感です。

次週、貧困と母からのネグレクトに葛藤する男子生徒と、香里の死の真相、涼子が香里を殺した張本人なのか?!さらなる謎が明らかになります。

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