トリリオンゲーム

トリリオンゲーム3話 ハルが歌舞伎町ホストに!ナンバーワン黒羽麻璃央と対決!

トリリオンゲーム2話あらすじネタバレ

夜の車の中で、ガクは凜々(福本莉子)に叱咤されながら、移動中のガク。

ホストの仕事をしたことがあるガクですが、緊張しています。

10年前の事。

「祁答院ベンチャーキャピタル」の祁答院一輝(吉川晃司)から出資話を持ち掛けられた、ハルこと、天王寺陽(目黒蓮)とガクこと、平学(佐野勇斗)。

今度は自社開発したアプリ「ヨリヌキ」を利用して、花を2000万円で売り上げることに。

祁答院の古くからの友人で、老舗チェーン店の「蜜園フラワー」代表の蜜園(余貴美子)から、新宿歌舞伎町でホストになって、「ヨリヌキ」アプリを宣伝し、2000万円の売り上げを達成するよう、指示されたガクとハル。

凜々は「ヨリヌキ」で、AIトリンリンを起動させ、真っ黒な花の注文を受けました。

その注文の主は、密園でした。

ハルは巧みな話術とルックスを活かし、すぐに客を連れてきました。

ナンバーワンホストのヒロト(黒羽麻璃央)に早速目を付けられるハルとガク。

ホストクラブではヒロトとハルの争いが。

客の一人(松井愛莉)が酔いすぎたことに気付き、千鳥足の彼女を追いかけて水を渡す、ガク。

「生きていけないんだ、ヒロトは私がいないと。」

「でもヒロトさんは他のお客さんにも…」

「私、キャバ嬢なんだ。課金制なの。ヒロトに愛されたいし、お姫様気分になりたい。誰にも迷惑かけて無くない?」

そう言って、親切で渡されたペットボトルの水をガクの頭に浴びせる女性客(松井愛莉)。

間もなく、ヒロトは他のホストをけしかけ、ガクに暴力を振るいます。

「お前ら何者だよ。」

「ヨリヌキアプリの評判と知名度アップの為。」

「ホストの仕事は女に夢見心地な気分にさせて金を貢がせる。これが鉄則なんだよ。」

ここで、ハルは今月の売り上げで自分がナンバーワンになることを約束。

翌日。

桐姫こと、キリカ(今田美桜)が、祁答院と蜜園を訪ね、自分達ドラゴンバンクのフラワーギフトの傘下に加わることを提案。

「会社だけは残っても元の会社は跡形なく消えてしまう。ドラゴンバンクは会社に買収を持ち掛けて会社を乗っ取る。」

「新規事業を検討しておりますので。」と丁重に断る、密園。

そのことを風華(あかせあかり)と祁答院(吉川晃司)から知ったハルとガク。

その日の夜。

トレンドの地雷系ファッションに身を包む客(アーティスト・あの)と友人の客を相手にする、ハル。

女性客(アーティスト あの)から、ホストとキャバ嬢の誕生日について教えてもらった2人。

ガクは水割りやお酒を作るなどサポートを今日もこなします。

ヨリヌキに誕生日にフラワーギフトを贈るプランを凜々と導入。

しかし、ドラゴンバンクのキリカは、なんとしてもガクとハルを自分の元で働かせようと諦めません。

その後、裕福そうな女性客(アンミカ)や、若い女性客(フワちゃん)にも、「ヨリヌキ」をアピールする、ハル。

凜々は「ヨリヌキ」内で人工AI「トリンリン」になって、必死に誕生日のフラワーギフトを提案。

しかし売り上げはいまいち。

ある日の夕方、ハルとガクの家に、密園が訪ねてきました。

慌てて応対する凜々に、黒い花を注文したことを伝えました。

「わたくしが黒い花を注文したの。感動したわ、とても丁寧で優秀なAIね!」

その夜。

ギャルの女性に声をかけ、他のホストクラブの常連だと知ったガクは、彼らに絡まれ、ピンチに。

そこへ入って事を荒立てないようにフォローした、ヒロト(黒羽麻璃央)。

「悪いねぇうちの店の新人なんだ。」

「ヒロトさんちゃんと新人の教育してくださいよー」

他のホスト達とギャルは、ヒロトの存在の大きさを知っているので、早めに退散。

「別にお前のためじゃねぇよ。俺は自分の店を守りたいんだ。」

その後、ヒロトはラーメン屋にハルを連れて行きました。

「歌舞伎町の奴らは意外と律儀なんだよ。みんなその日の金を稼いで生きてる。」

後日。

多方面にシフトチェンジして、花を売る企画をした、ガクと凜々。

凜々はかつての勤務先の花屋を訪ね、今月の花を全部、写真を撮影。

実物の花をガクが3Dデータにし、スタンプにして、どんな花が記念日に相応しいかシュミレーション。

ホストクラブの記念日や誕生日にも活かせるよう、シャンパンタワーのスタンプも作ったガク。

これで蜜園への要望にも応えられそうだと躍起になる、ハル、ガク、凜々。

祁答院と風華も客となり、いよいよ、ハルとヒロトのナンバーワン対決が開催。

シャンパンが次々と開けられていきました。

そして、桐姫こと、キリカが来店。

「指名するのは勿論オレだろ。」と、ハル。

キリカは「この店のナンバーワンを呼んでください。私を楽しませてくれる人を指名します。」

「ナンバーワンと飲む2千万のブランデーと俺と飲む缶ビールどっちにする?この缶ビールにいくら出すかはあんたが決めろ。」

早くも独自の戦略を仕掛ける、ハル。

祁答院は、風華と共に事の成り行きを見守ります。

なんと、キリカは生の缶ビールを選びました。

「いくら出せばあなたは勝てる?」とキリカ。

「終了です!新ナンバーワンは、ハルさん!」

なんと時間配分も稼いで、ナンバーワンを勝ち取った、ハル。

帰宅後、ホスト、キャバクラ以外にもガールズバーやパチンコなど、あらゆる花を贈る居場所があることを凜々とガクに話す、ハル。

なんと、最初からあらゆるところに花を贈れるよう、先回りして、ホスト対決を敢えて挑んだことが判明。

約束通り、ホストを辞めようとしていたヒロトを引き留めた、ハルとガク。

「ナンバーワンになって、お店を守り続けたいんじゃなかったのか?」

ヒロトのホストとしての居場所を取り戻させた2人。

そして、彼の「生誕祭」を活かして、AIトリンリンを活かし、「ヨリヌキ」で、フラワーギフト事業を展開させていきました。

見事2千万円を達成。

3人で力を合わせたからこそ、目標達成したことを感涙する、ガク。

「これがお前の仕事だ、自分のしていることに誇りを持て、ガク。」

10年後の未来…。

ハルと事業をしていた当時を懐かしく思い出し、歌舞伎町を送迎の車で通った際、ホストとして頑張り続ける、ヒロトの看板を見て微笑む、ガク。

話はまた10年前に戻ります。

凜々が人力AIをしていることを指摘し、「ヨリヌキ」の存在を察知していたことを伝えた、密園。

ハルたちとの事業を白紙にしようとしていて、全部ばれていたのかと愕然する3人ですが、怯みません。

ドラゴンバンクに買収されれば、密園フラワーは撮り込まれて維持できなくなる。

「攻めたら負けるかもしれない。でも小さなアリが巨大なゾウに勝つには攻めるしかない。契約しましょう。」

秘書は慌てて止めますが、密園はハルとガク、凜々と「ヨリヌキ」の事業に協力してくれることになりました。

なんと、密園からの、契約金は1億円。

その頃、キリカに対し、祁答院はハルとガクを買収するなんてドラゴンバンクは無理と告げました。

好調に進むと思いきや、なんと、キリカのドラゴンバンクが、ハルたちのAI事業と似たような「花ヴィーナス」を始めました。

宣伝には、人気アイドルグループ(でんぱ組)が、歌舞伎町を素通る客たちの視線を釘付けにします。

「お前に任せてもらちが明かないからこっちで進めた。基本中の基本だ。小動物が必死になって知恵を絞って生き延びたところでパクっといただく。」

なんと、黒龍(國村隼)自ら、キリカを差し置いて、ハルたちのAI搭載のフラワーショップを模倣してしまったのでした。

トリリオンゲーム3話感想・みどころ

ナンバーワンホストになって潜入する、ハルとガクの新たな試みに胸が高鳴りました。

「トリリオンゲーム」のサイト、「ヨリヌキ」でフラワーギフト事業を展開させていく2人。

お酒を作る、オーダーを聞くなど雑用をするガクと、人気ナンバーワンホストとして、ナンバーワンで歌舞伎町を牛耳るホスト、ヒロトとの対立が面白すぎました。

アンミカさんや、アーティスト、あのさん、さらに、Youtuber兼バラエティ番組でもひっぱりだこの、フワちゃん、松井愛莉さんまでホストクラブに来店する女性客が豪華すぎました。

そのなかでも一際目立っていたのは、松井さん。

ホストに愛情を求めてしまう寂しさを内面に持ちながらも、キャバ嬢としてのしたたかさを持ち、自分以外の女性に声を掛けるヒロトのことで気に病んでいないか心配するガクをここぞとばかりに見下す悪女ぶりを発揮。

ホ色恋営業でも愛される、承認欲求を満たして居心地よくなるために、課金をしてヒロトを「推す」行動に、今どきのホストクラブへ行く女性客の行動心理を見事に演じ切っていると思いました。

蜜園フラワーから売り上げ2千万円達成を求められ、AI「トリンリン」を演じる、花好きで接客ビジネスに長けた凜々もまじえた3人の挑戦を応援したくなりました。

ホストクラブ以外にも歌舞伎町全体を通して、フラワーギフト事業を展開できるように、まずはホストクラブを攻め、ナンバーワン対決に敢えて挑んだハルの戦略が痛快でした。

桐姫こと、キリカは2千万のブランデーよりもハルとの缶ビールを飲むことを選んだ。

ハルって人の心を巧みに操るのがうますぎてゾクっとしますね。

そんな彼が10年後には、ガクの元を去り、「トリリオンゲーム」は、ガクと凜々と大勢の社員たちだけになる謎がとても気になります。

そして、密園の心をも掴み、「ヨリヌキ」が向上しようとしていた矢先、まさかの黒龍キリカの父、黒龍一真が、ハルたちの事業をマルパクリ。

娘のキリカさえその行動はドン引きしていましたね。

キリカの父、黒龍が娘を上回る腹黒ぶりを発揮し、ハルとガク、凜々の前に大きな壁が立ちはだかった3話でした。

 

 

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