ナイトドクター1話あらすじネタバレ
あさひ海浜病院では、根岸(一ノ瀬颯)は過労死ラインぎりぎりのなか、嘉島(梶原善)に怒鳴られながら必死に仕事についていこうとする彼を見守る他の医師たちの姿が。
病院スタッフの働き方改革を目指す拍桜会グループが、「あさひ海浜病院」に夜間勤務専門の救命医チーム「ナイトドクター」を立ち上げるとが決定し、院長の八雲(小野武彦)から発表されました。
女医の朝倉美月(波留)は、新たな就職先であるナイトドクターを選択し、そのことを彼氏である佐野(戸塚純貴)にレストランで打ち明けていました。
ディナーを共にし、佐野は美月が夜間の仕事で2人の時間がとれないことに不平を漏らします。
新(岸優太)は病気を抱える妹、心美(原菜乃華)に夜間勤務を行うナイトドクターの仕事への不安を吐露しながら歩いていました。
そこへ、美月が自殺未遂をしたホームレスの応急処置を手早くこなした様子に遭遇。
何もできない深澤に対し、「医者としてあのくらいのことが処置できないなら医者を名乗らないで」とぴしゃりと言う美月。
勤務初日、スタッフステーションには、深澤新(キンプリ 岸優太)、成瀬暁人(田中圭)、桜庭瞬(北村匠海)、高岡幸保(岡崎紗絵)という5人の医師が集合。
美月を見た深澤は、数日前に街で倒れたホームレスの診療を手早く行った女性が、彼女だと気づき、驚きます。
また、美月は初対面にも関わらず、処置ができずにうろたえる桜庭に対し、「処置ができないなら医者を名乗るな」と厳しい態度で接していました。
5人の指導医は本郷亨(沢村一樹)。
夜間専門の救急医をかつてしていた本郷。
「夜間勤務は外れくじ」と言われている、新米だろうが手取り足取りは指導しない、自分の指導についてこられる者だけついてくるよう言い渡します。
そこに、ホットラインが鳴り、古川大の工事現場の崩落事故で3名の重傷者が出たことが発信されました。
全員の受け入れを許可すると申し出た本郷に美月はほっと胸を撫でおろすのでした。
救命の現場を知らない深澤は、重症患者の対応に戸惑うばかり。
桜庭(北村匠海)は分からないなりにも臨機応変に対応しこうと努めるのでした。
本郷に応じるのは、救命経験のある成瀬や、やる気のある、美月と幸保はくらいついていきます。
重症患者たちの処置を続ける美月たちナイトドクターの一同。
崩落事故で新たな重傷者が見つかったとの連絡が!その患者は既に7件の病院に搬送を拒否され、所謂、たらい回し状態でした。
無能な医師ばかりでは受け入れが厳しいと断ろうとする成瀬を本郷が制止して、受け入れを指示。
本郷は先に運ばれた3名を早く安定させれば、済む話だと不愛想な態度をとります。
新たなその患者がやがて搬送されてきますが、足が重度の損傷を受けたクラッシュ症候群を患っている容体。
このままじゃその患者は手遅れになると判断した美月は、受け入れを同意。
重野そうたという患者が運ばれてきます。
明日、彼女とデートで、プロポーズする予定であると話す重野ですが、クラッシュ症候群の影響で、片足を切断せざるを得ない状況。
そんな重野の容体を見て思わず、吐いてしまう桜庭。
精神的なプレッシャーに弱く、パニックを抑えるための薬を服用しています。
慌てて薬を飲み、吐いた後で自分を保ちます。
「患者のたらい回し」に関して、ある心の傷を抱えた美月も患者を全て受け入れる本郷の指令に同意しますが、本郷は美月に患者の脚を切断したほうがいいと指示してきて・・・
病院スタッフの働き方改革を目指す拍桜会グループが、「あさひ海浜病院」に夜間勤務専門の救命医チーム「ナイトドクター」を立ち上げることになりました。
女医の朝倉美月(波留)は、新たな就職先であるナイトドクターを選択します。
勤務初日、スタッフステーションには、深澤新(キンプリ 岸優太)、成瀬暁人(田中圭)、桜庭瞬(北村拓海)、高岡幸保(岡崎紗絵)という5人の医師が集合。
美月を見た深澤は、数日前に街で倒れたホームレスの診療を手早く行った女性が、彼女だと気づき、驚きます。
また、美月は初対面にも関わらず、処置ができずにうろたえる桜庭に対し、「処置ができないなら医者を名乗るな」と厳しい態度で接していました。
5人の指導医は本郷亨(沢村一樹)。
本郷は自分の指導についてこられる者だけついてくるよう言い渡します。
そこに、ホットラインが鳴り、工事現場の崩落事故で3名の重傷者が出たことが発信されました。
全員の受け入れを許可すると申し出た本郷に美月はほっと胸を撫でおろすのでした。
救命の現場を知らない深澤と桜庭は、重症患者の対応に戸惑うばかり。
本郷に応じるのは、救命経験のある成瀬。
美月と幸保はくらいついていきます。
重症患者たちの処置を続ける美月たちナイトドクターの一同。
崩落事故で新たな重傷者が見つかったとの連絡が!その患者は既に7件の病院に搬送を拒否され、所謂、たらい回し状態でした。
無能な医師ばかりでは受け入れが厳しいと断ろうとする成瀬を本郷が制止して、受け入れを指示。
本郷は先に運ばれた3名を早く安定させれば、済む話だと不愛想な態度をとります。
新たなその患者がやがて搬送されてきますが、足が重度の損傷を受けたクラッシュ症候群を患っている容体。
「患者のたらい回し」に関して、ある心の傷を抱えた美月も患者を全て受け入れる本郷の指令に同意しますが、本郷は美月に患者の脚を切断したほうがいいと指示。
まだ25歳の彼の脚を切断することに一瞬、戸惑いを口にした美月ですが、本郷から、患者の脚を切断しなければ命が危ないと重野の容体の深刻さを指摘されます。
しかし、美月は重野の容体が急変し、戻るように心臓マッサージを行いました。
その際、重野の肋骨を10本折ってまで処置。
本郷は「これで満足か?脳死じゃないといいな」と重森の容体が予想外に大変なことを口にするのでした。
桜庭は切断した足を抱えて処理することを美月たちから任されますが、頼りになりません。
一方で、深澤は重野の恋人や家族に連絡を取ろうとしますが、相手が留守で出れずに諦めてしまいます。
そこで、美月が地元の友だちを名乗る関係者に連絡。
重野は以前、働いていたところが倒産に遭い、就職活動を続けながらようやく、働き口を見つけました。
夜が明けます。
そして、少しでも安定した環境づくりのため、結婚と今の仕事を両立しようとした矢先に、工事現場で事故に遭い、片足を切断せざるを得ない状況になりました。
「やっと幸せを掴めそうなのに、その結果」とつぶやく深澤に対し、「”その結果”?一生けんめい生きようとしている人に悲観的なこと言わないで」とチクリと叱責する美月。
会議で美月は、救急救命センター長の嘉島と対峙。
美月の突っかかる態度や感覚の違いが理解できない成瀬(田中圭)。
同じ頃、レストラン経営者の青山(竹財輝之助)は恋人とデート。
妹と2人暮らしな深澤は、初勤務の日を妹の心美に嫌味を言われるのでした。
心美はボーイフレンドの勇馬(宮世琉弥)と登校へ。
心美と深澤は両親亡き後、2人暮らしです。
それぞれの日常を過ごした後、出勤すると、重野が他界したことが嘉島から告げられます。
美月はきちんと処置を行って日勤の医師たちで対応できたのかと突っ込みます。
重野の恋人、結奈は激しい怒りを美月にぶつけますが何もできなかったことを悔やむ美月。
しかし、身元不明の次の患者「MrA」の対応に追われます。
幸保がMr Aに処置をしますが、助かりませんでした。
Mr Aは誰なのかも身元が分からないまま、家族にも看取られず息を引き取ったのです。
そのことで、精神的に落ち込む深澤。
美月たちナイトドクターの仲間にも弱音を吐き、美月からは「なんの為にここにいるの?」と厳しく追及されてしまいました。
同じように心の弱い桜庭(北村匠海)は院長の八雲は、深澤に寄り添います。
責任が重く、人が目の前で沢山死んでいく仕事がつらい、今夜を最後に内科に戻してほしいと八雲に相談。
本郷は冷たい態度をあえてとり、「夜間勤務に対応できる優秀なドクターが必要。こんなことで弱音を吐く人はいらない」と切り捨てるのでした。
夜、心美は勇馬と夏祭りのデート中に、心美が倒れてしまいます。
美月も、佐野と同じ場所で花火大会を楽しんでいて、佐野は美月にプロポーズをしようとしていました。
その矢先、美月は爆発音と人の騒々しい音に反応して、新たな事故の犠牲者たちを助けに行きます。
事故で負傷した人たちの救済に当たるナイトドクターたち。
「心美は・・・俺の彼女は?」
なんと事故に巻き込まれたのは、勇馬でした。
その頃、1人取り残された佐野大輔は、昔の知り合いのマナミに声を掛けられました。
深澤は病院に戻り、重野のトラウマから自信を喪失し、受け入れを拒否。
その受け入れを求めている患者は、深澤の妹、心美(原菜乃華)でした。
基礎疾患を持つ、腹痛の急患患者である彼女を救おうと立ち上がったのは、美月。
2人の助っ人(ミキ 亜生)(ミキ 昴生)に助けてもらいながら、心美の処置に当たりました。
深澤はまさか自分が受け入れを断ったのが、最愛の妹だと知り、無力さやショックを受けます。
泣きながら見守るなか、心美はどうにか美月たちの処置と緊急手術のおかげで一命をとりとめるのでした。
「もう誰も助けてくれないかと思った・・・怖かった」と口にした心美に、深澤は胸が痛みます。
自分のしたことがどれだけ大きいか後悔し、痛感。
そんな心美に美月は寄り添うのでした。
美月は深澤の弱音を叱咤します。
妹の心美が、夜一人になると自分の部屋に来る、1人で急に症状がおこり、死んだらどうしようという不安を感じていたとのこと。
美月は新人で頼りにならない医者がいて、助からない命がある、深澤だけが悪いんじゃないとフォロー。
美月はここで、病院をたらい回しにされた挙句、未熟で適切な処置がとれない医師たちのせいで、母が亡くなったことを吐露。
母は脳梗塞を突然、起こしてうめき声を上げており、容体はどんどん悪化。
そのことをきっかけに、1人でも多くの患者を受け入れ、朝を見せてあげたいという強い志を持ち、ナイトドクターに立候補したとの事。
朝倉美月の過去を知り、考え直した深澤は、本郷に頼んでもう少しナイトドクターで働く意志を固めるのでした。
翌日、朝倉が鞄を昨夜の対応に追われて忘れていたことを救急隊から聞き、そのバッグを受け取ります。
朝倉のバッグの中身を見た桜庭は「ある意外性」に気付いて騒然。
しかし、彼自身の持病の発作が起きてしまいますが、なんとか薬を飲んで現場へ。
夜の仕事を終え、寮に戻った美月たち。
恋人の大輔が前夜、美月が処置に追われている間、声をかけられた知人、マナミと家で浮気。
美月の怒りに火をつけるのでした。
美月たちは気持ちを新たに、ナイトドクターとして新たな患者と向き合います!次週もお楽しみに。
ナイトドクター1話感想・みどころ
放送初回から、2名の命が失われた心がざわつく回でした。
しかし、深澤の最愛の家族、心美が美月の抜群な処置能力と的確な対応で助かって希望が見えましたね。
美月は感受性が強く、どんな患者すらも見捨てない優しさが感じられました。
それに対して、桜庭は何らかのトラウマを抱えているようで、パニックを抑えるための薬を服用していたり、深澤は自身が初めて経験した仕事で挫折を感じ、内科に戻りたいと訴えるイマドキの新人の典型。
美月や厳格な本郷のように、厳しさのなかで、患者を一人でも多く助けようと諦めない精神の医師がいてくれたことが何よりですね。
精神が強い美月や幸保、持病を抱え、プレッシャーや患者たちの深刻な様子にショックを受けながらも逃げずに立ち向かう桜庭を応援したくなりました。
深澤、自分に自信がないからって受け入れ拒否したら大切な家族、死んでたよ?!美月が喝を入れたくなるように、彼の弱さには「おいおい、しっかりしてくれよ」と思った視聴者の方、多いのではないでしょうか。
深澤は一番弱い性格だからこそ、これからの成長が良い意味で楽しみですね。
美月の母がたらい回しにされた過去が早くも明るみに・・・・まだそのトラウマを解禁していくのは少し早いなと思いましたが。
まだ明かされていませんが、美月は母子家庭なのかな?母が急に脳梗塞で倒れた時、2人暮らしっぽい描写でしたよね。
たらい回しにされた挙句、苦しい思いをして助からない命が現実に沢山あって、患者の痛みや、患者家族の焦り、心境がとてもリアルに描かれていて、胸が締め付けられました。
美月はそんな過去で母を亡くしても持ち前の明るさや芯の強さ、鋼のメンタルで明日も誰かを救う為に奮闘していく姿を見守りたい1話でした。