ナイトドクター

ナイトドクター2話 普通って何?美月や患者が悩む現代の葛藤とラストに急展開が!

ナイトドクター2話あらすじネタバレ

拍桜会グループが、「あさひ海浜病院」に夜間勤務専門の救命医チーム「ナイトドクター」。

女医の朝倉美月(波留)は過去に母をたらい回しにされた挙句、亡くした経験からどんな命も見捨てない。

勤務初日、スタッフステーションには、深澤新(キンプリ 岸優太)、成瀬暁人(田中圭)、桜庭瞬(北村拓海)、高岡幸保(岡崎紗絵)という5人の医師が集結。

5人の指導医は本郷亨(沢村一樹)。

美月は私生活で恋人の佐野大輔(戸塚純貴)が彼の知人、マナミとの浮気現場を自宅で目撃。

いつもと違う苛立った様子の美月に、新や成瀬に感づかれ、職場にプライベートを持ち込むなと注意されてしまうのでした。

妻に浮気がばれた患者が運ばれてきました。

なんとか応急処置をしたものの、6歳の男児が2時間前から激しい腹痛を抱えているという連絡が!

その日の夜、幸保と本郷はウォークイン当番を命じられました。

ナイトドクターは重症者のみならず、昼間の時間帯に診察に行けない患者も担当することも。

緊急性のない患者で、所謂、「コンビニ受診」。

激しい腹痛で悩む幼い男の子を連れた派手な服装の母親。

男の子は幸い大したことはなく、母親と共に帰宅。

美月は本当に緊急性を要する患者が、一部の「コンビニ受診」の患者たちのせいで蔑ろになることを恐れや静かな内に秘めた憤りをを感じるのでした。

美月もウォークインに入ると、帽子を被った男がやってきます。

階段から落ちて足を骨折したという患者。

男が帽子をとると、美月の父、哲郎(佐戸井けん太)でした。

「お父さんみたいな軽症者が気軽に来るところじゃない」と父に声を荒げた美月。

その声は院内中に響き渡ってしまいました。

深澤が鮎川希実(谷村美月)の子供、玲生を診察中。

美月の声を聞いた希実は不信感を募らせ、そそくさと帰ってしまいます。

哲郎に声を掛けた桜庭は、埼玉の実家から来たことや、美月の仕事を父が昔から反対していて、娘の間で溝ができていることを知るのでした。

桜庭(北村匠海)は、美月が母を救急車でたらい回しにされた挙句、脳梗塞で突然死したことを思い出し、もしかしてこのこととも関係があるのかと推測。

父、哲郎は美月を心配し、夜間勤務はヤクザなど危ない患者も多いし、女性が一人で働く環境は不安だと伝えました。

美月は哲郎に冷たい態度をとりましたが、そのことを深澤に指摘されます。

そこで美月は、深澤に、父は母が倒れる前から旅館で薄給で働き、生活のほとんどを母が支えていたことや、母が亡くなった当時、仕事でいなかったことを明かしました。

父は自分に罪滅ぼしをしたいだけだと告げる美月。

家である寮に一時戻ると、大輔(戸塚純貴)が和解に現れました。

彼は美月に浮気したことを謝り、美月と別れることを受け入れました。

しかし、このタイミングで哲郎が。

美月は失恋で泣き、父が訪ねてきたことで怒ってドアを閉めるのでした。

深澤が気遣い、哲郎を家の中に招き入れて一緒に食事をします。

その後、深澤の家庭事情を知った哲郎は、穏やかに彼と打ち解けました。

「あの時私は何もできなかった。もしあの時自分がいなかったら、美月はどんな暮らしをしていた。」と後悔を口にした哲郎。

その頃、北斗(竹財輝之助)と幸保(岡崎紗絵)は美味しいパンケーキとパフェを堪能中。

深澤は美月に「親に心配してもらえていることは嬉しいことなのに」と反論。

そこで、美月は病院長の八雲(小野武彦)から、深澤の生い立ちについて知りました。

深澤は生まれつき持病と闘う心美(原菜乃華)と両親を交通事故で亡くして以来、ずっと2人暮らし。

周囲の反対を押し切って医大を受験して今に至るとのこと。

深澤が美月に「親に心配してもらえるだけで幸せ」と口にした理由を知り、思うことがある美月。

玲生を連れた希実が現れます。

玲生の様子が変なのでまた診察に来た希実。

希実は玲生の異変を隠して、1人で抱え込んでいました。

美月は同じ頃、別の患者、斎藤篤男(赤ペン瀧川)の治療にあたります。

かみ跡というか、違和感を覚えた美月。

誰かに噛まれたような不信な痕があったが、縫う処置をしたもののまだ退院できない斎藤。

美月は深澤と状況を整理し、玲生に黄疸がみられ、便が白い危ない状態を思い出します。

その希実は息子の病気のことで夫の聡(笠原秀幸)と揉めていました。

聡はモラハラ気味で玲生の病気が大したことないのに深夜に病院へ行くことは非常識だと訴え、家事に非協力的です。

一方、美月は、会社でも保育園でも頭を下げていることにうんざりしていると口にします。

玲生の容体が悪くなっていることに気付いた聡。

希実と聡はお互いに仕事があると少し口論になりますが、玲生の容体に思わず、美月に連絡。

美月が不在着信をしていたおかげで、気付くことができました。

痰肝炎で、先天性胆道拡張や腹膜炎だと発覚。

美月はコンビニ受診患者を疎ましく思っている様子が希実に伝わり、希実はそれで、美月に息子の異変を伝えられずにいたのです。

また、子供は風邪をひきやすく、玲生の症状が風邪に似ていることから風邪だと誤診してしまった美月。

美月は自分の身勝手さと愚かさを後悔し、本郷(沢村一樹)に玲生を助けたいと訴え、緊急手術に挑むのでした。

玲生はなんとか手術が成功し、一命をとりとめます。

深澤の機転のおかげで幼い玲生の命を見逃さずに済みました。

桜庭は「一見、コンビニ受診に見えたとしても、真実をちゃんと突き止めなければいけない」と痛感。

その朝、美月の父、哲郎がやってきて、娘のことをやはり気にかけ、深澤の家でゴハンを食べた時のお礼の品を渡して帰るのでした。

美月は希実と聡に自分がもっと話を聞いて気付けなかったと反省。

希実は仕事を休むために会社に頭を下げ、玲生の保育園にも申し訳なくて焦っていたこと、玲生の本当の病気に気付けなかったのは自分だと伝えます。

美月は一昔前は、女性は結婚して子供がいるのが「普通」と言われていたけど、今は鮎川さんのように、働く女性がいて、子供を昼間の病院に連れて行くことが厳しい人が増えてきたとフォロー。

「普通」に捉われなくても、時代や社会に振り回される必要ないし、変わることができると口にした美月。

その言葉を聞き、聡も「女性が育児をするのが普通」と決めつけ、父親も育児をするのが当然なのに、息子と向き合わず、会社で上司の顔色ばかり窺って行動していた、希実に甘えすぎていたことを詫びます。

これからは、誰かがしているからではなくて、玲生の為に自分たちにできることを育児でやってみることを決意。

深澤は我が子の仕事ぶりを見守る哲郎に、「美月さんはこの仕事を続けたくて真っ直ぐ取り組んでいる」とフォロー。

「夜中だろうが患者を救うのが美月の普通なんだよな」と口にし、我が子の史ごろを認めるのでした。

美月は父と和解し、その様子をそっと見守る深澤。

その頃、成瀬はサッカー少年の子供たちの様子を見ながら、過去に助けられなかった子供のトラウマを思い出します。

その男児の母に責められたことがフラッシュバックした成瀬。

夜にはまた急患や軽症の患者を対応する美月達。

桜庭は心臓血管内科からシクオスポリンとアザチオプリンという薬を服用していて、その様子を成瀬に心配しますが、なんとか誤魔化します。

しかもそれは心臓移植を経験した人が使う薬。

しかし、夜、1人でいるところで、本郷が気付き、彼をそっと注意深く見守ることに。

美月たちが大慌てななか、既に運ばれているまだ入院が必要の患者、斎藤(赤ペン瀧川)がなんと、女子高校生を襲おうとして無理やりキスをした犯行で逃走中の犯人であることが発覚。

警察から通報があり、気付いた時には、斎藤が美月を押し倒して襲いかかりました。

そこへ、心臓の痛みに耐えながら美月の危機に気付いた桜庭が助けに走ります。

次週、予期せぬ患者、斎藤との戦いや、新たな患者と向き合うナイトドクターたちにこうご期待!

ナイトドクター2話感想・みどころ

今回は深澤が美月よりも早く異変に気付き、患者のちょっとした変化に美月を助けるように協力していったシーンが印象的でした。

美月の父、哲郎(佐戸井けん太)が登場し、美月の態度から当初、なかなか理解し合えない溝があるのかと思いましたが、母の死の際に父がいなかった、母を働き詰めにしているなど美月自身の人間的な未熟さが垣間見れましたね。

深澤が、「心配してくれる親がいるのは嬉しいこと」という言葉に対し、自らの生い立ちを語った美月ですが、深澤のほうが美月より精神的に大人でした。

今回登場した患者、希実と聡の鮎川夫婦。

育児は母親の仕事と一昔前の男性的考えを持つ聡に最初は眉をひそめてしまいましたが、彼自身も上司の顔色を窺う会社でのストレスや、育児のことで戸惑い、妻に甘えすぎていることを自覚している様子が完全なモラハラでなくてホッとしました。

美月のように保育園や会社に頭を下げて子供の体調不良で精神的に焦りや不安を抱え、日常の忙しさにも追われる母親の姿にSNSが共感!

今回の2話は、多くの子育てをしている視聴者さんたちの心に刺さったようですね。

普通に縛り付けられ、家族からも世間からも「普通」はこうだなどと当たり前のように押し付けられて生きにくさを抱えている人たちの気持ち凄くわかります。

でも、「普通に捉われなくても時代や社会に振り回される必要はないし、普通は変えられる」という美月の言葉に私自身、背中を押された気持ちになりました。

どんな状態にも敏速な対応ができ、頭の回転も速い美月が、初めて人間的な弱さを見せた新鮮なエピソードでしたね。

ラストシーンが怖すぎますよ!まさか、斎藤が舌を噛みちぎったのではなく、高校生の女の子に性的暴行未遂で争った挙句、負った怪我だったとは!

しかも、美月ににんやりと笑って近づき、力の差を利用する悪質さも怖かったです。

斎藤の恐ろしさに早く気付けた桜庭や成瀬が次週、どう活躍するか必見ですよ。

美月、助かってくれ!

桜庭は心臓移植手術を受けた可能性が高く、その患者用の専門の薬を服薬。

当初は、パニック障害なのかと思っていましたが、まさか心臓だったとは。

多様性や普通に縛られない生き方をしても、周りと違っても「許される」世の中にもっとなってほしいと願いたい2話でした。

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