俺の話は長い 4話 あらすじ
・アイスと夜の散歩
同僚にダメ出しをされた光司(安田顕)は、転職の相談を綾子(小池栄子)にすると、今より給料が上がるなら良いんじゃないかとの返答。
陸(水沢林太郎)とのメールのやり取りを続けている光司は、今度はベースを買いに行くのについて来て欲しいと会う口実を持ち出してきた。
そんな話を満(生田斗真)と光司がしていると、房枝(原田美枝子)がアイスのゴミをちゃんと分別してほしいと言ってくる。
すると、満が「このアイスを食べたのは誰か」と、自分が買ったアイスを誰かが勝手に食べたと犯人探しをしてくる。
房枝も春海(清原果耶)も食べてないと言っており、綾子はゴミは捨てたが食べてないとのこと。
光司はアイスを食べたが、自分で買ってきた物だとレシートとゴミの証拠を持ってくる。
結局犯人はおらず、以前満が食べたゴミが隠れてそのままになっていただけだった。
散々みんなを疑ったが謝ることもせずに、満は部屋に逃げていった。
そのあと、アイスを食べたいと春海が言い出したので光司と2人で行くことになる。
陸とのメールのやり取りについて聞く春海は、「寂しいやつだから仲良くしてやって」と光司に声をかけるのだった。
・バーニャカウダと犬の散歩
いつものバーで呑む満と光司、店員の海星(杉野遥亮)がバーのオーナーが海外に行っている間に犬の散歩をやってほしいと頼んでくる。
朝夕と犬の散歩のバイトをする満だったが、その姿を房枝の喫茶店・ポラリス常連である薗田(本多力)に見られてしまう。
そして、薗田は自分の会社の中途採用試験を満に勧めてきた。
薗田と後輩・渡利(間宮祥太郎)と3人で話すると、満はいつもの屁理屈で2人をやりこめていた。
すると、その屁理屈に感化された渡利は会社を辞めると言い出すので、満は慌てて冗談だと態度を翻す。
岸部家では、満が無職だということについて話をしていた。
春海は綾子のように仕事に一途で幸せじゃないことの方が問題だと言う。
翌朝、犬の散歩のバイトをしていた満と出勤途中の光司とばったり遭遇する。
犬の着ている服は3万円、それより安い服を着ていても光司の方がカッコいいと満はエールを送る。
そして、この生活も楽じゃないと話していた。
安田顕さんの光司さん最高!
珍しく朝起きてきた満、そしていつものように屁理屈を言う満に綾子が「もう朝から相手するのしんどいんだけど」という言葉が面白かったです。
確かに朝からあんな感じで屁理屈を言われたら、イラッとするかと思います。
周囲の家族はそれを毎日目の当たりにして、満が鬱陶しくなったりはしないのでしょうか?
いくら家族でも毎日あんな感じでは腹が立ってくるはずです。
最初はその屁理屈も面白くて観ていたのですが、だんだんイライラしてきてしまったので、そろそろ満の変化がほしいところかなと思います。
光司さんがちょっとナヨナヨしたイケてない感じは、安田顕さんだからこそ出せる持ち味でとても好きな役者さんです。
それに綾子さんに転職の話を持ち出した時、意外と優しく「会社で嫌なことあった?」と聞いてくれる綾子さんも良かったです。
なんだかんだお似合いで、素敵な夫婦だと思います。
陸くんと話して、なんだか相談に乗ってくれたりする姿もとても素敵なお父さんだと思いました。
アイスは誰が食べたのか事件
そして、満のアイスを誰が食べたのかという事件が勃発!
というか、ドラマ内でも言っていたように無職なのに意外とお高いアイスを食べていることにも疑問です。
自分のアイスを誰が食べたのか、追求したくなるのはわかる気もしました。
古畑任三郎っぽく事件を解説している満も面白かったです。
結局自分がゴミを置きっぱなしだっただけなのに、周りを疑ったことも何も謝らないのはちょっと許せなかったです。
しかも、開き直ったかのような偉そうな態度で・・・ありえないと思いました。
もし自分の子供だったら、怒っているところです。
間違ってたり人に悪いことをしたなら、謝るのって小学生でも知ってるし出来ることです。
満はそんなにプライドが高いのでしょうか?
だんだん満を放置している房枝さんにも腹が立ってきたところです。
事件終了後、アイスを一緒に買いに行った春海と光司さんの姿がとても微笑ましく良かったシーンでした。
ちょっと距離がある感じではあるけれど、ちゃんと陸くんとのメールしていた件も話せたし距離が縮まったと思います。
光司さんの「馬鹿なこと言いなさんな」って台詞も、とても良かったです。