女神の教室

女神の教室9話 衝撃の展開!被害者遺族を守るには?

女神の教室9話あらすじネタバレ

柊木(北川景子)は刑事の風見(尾上松也)が停職処分になったと知り、電話を掛けました。

風見は塾講師の松下隼人(渡辺秀)という男を追っている最中、張り込みのつもりが、通っている塾の女子高生のストーカーと誤解されてしまいました。

松下は過去に女子生徒へのわいせつで訴えられていて、裁判中に被害者、白石杏奈が公判の前日に自死。

証拠不十分で無罪判決になったのです。

納得いかない風見は、考察してほしいと兼ねてより柊木に頼んでいたのでした。

風見が停職処分を受け、照井雪乃(南沙良)、真中(高橋文哉)、桐矢(前田旺志郎)、水沢(前田拳太郎)、天野向日葵(河村花)ら学生たちの耳にも入り、柊木の元へ駆けつけました。

柊木は風見がストーカーと誤解されただけだと説明。

その頃、風見は新しく、風見からセクハラを受けた女子高生の相談に乗っていました。

そこで、雪乃や真中たちは松下の裁判を検討することに。

停職になってまで、判決の出た事件を追い続ける風見を心配する、柊木は、守宮(及川光博)にも風見がなぜ執着するのかを相談します。

このまま強引な捜査を続ければ、塾講師から訴えられる場合もあると言葉を続けた、柊木。

柊木達への嫌がらせの末に、自死を図った津山(安井順平)に放った風見の言葉も引っかかります。

一方で、2人の話を聞いていた藍井(山田裕貴)も風見の行動を気になっていて、全体の0.1%に無罪になったこのケースに興味があるとの事。

しかし、柊木は藍井の発言の裏に何かがあると引っかかりました。

藍井と柊木は、風見と対面。

風見がこれほどまで終わった事件を追うことに藍井が「普通じゃない」と吐露。

ここで、風見は自身の妹、風見栞(桜川博子)が部室で性被害に遭い、男が別件で逮捕されてから妹のことが露見。

しかし、未成年なことから、犯人は罰せられず、今ものうのうと生きているとのこと。

博子は精神を病み、就職も何もできずに、入退院の繰り返し。

雪乃と向日葵は、白石杏奈が事件から時が経ってもいまだに、ネット掲示板で性的な言葉で誹謗中傷を受けている書き込みを見つけました。

2人とも女性として怒りを感じます。

彼女による誹謗中傷に声が上げられず、無罪になることに疑問を抱く、2人。

そこで、犯人への有罪判決が本当に正しいのかを次の実務演習の講義で取り上げてほしいと柊木に頼みました。

翌日。

松下と教え子、杏奈の件を講義で取り上げた、柊木。

誰も彼女の助けを求める声を聞いていない、でも、カッターナイフで脅され、助けを求めにくい状況でした。

それでも、犯人は無罪になっていることに複雑な思いを抱く、真中、照井、水沢、向日葵、桐矢。

向日葵は強く、それで本当に良いのか?と葛藤。

柊木はもし、向日葵自身が犯人だと急に疑われたらどうするか?と投げかけました。

冤罪は真犯人をとり逃し、真実を変える事、刑事裁判の目的は冤罪の防止だと伝えます。

「自分は正しいという思い込みが冤罪を生む、検事がいて刑事がいて、裁判官がいて、力を合わせることで正義に近づける、それをみんなにも自覚してほしい」

風見はその頃、妹の見舞いに行った帰り、藍井と遭遇。

津山が法律の予備校に通っていたことを、藍井から知らされました。

津山が撮った最後の写真は、妹が入院している病院。

「法律では裁けない罪を犯し続ける津山からの妹への嫌がらせに及ばないように動いている、罪に問えない犯罪を一番憎んでいる、津山の死はあなたが関係しているんじゃないですか?」

「とても法学者の発言とは思えない。私は関係ありません、津山は自殺です。警察も断定しています。万が一、松下に何かあればこのことを警察に報告します。その時はそうしてください」

ロースクールでは、ケースによって、被害者と加害者の関係性の理解や、被害者を救うことが難しい状況に苦戦した向日葵を照井が相談に乗っていました。

「私、何のために法律を勉強しているのかわからなくなった」

授業終了後、向日葵は杏奈の母が松下による誹謗中傷と、塾への住居不法侵入で逮捕。

「真実は分からないのに、被害者がつらい思いをしているのに、犯人を無罪にしてしまうこともあるんですよね?私、法律が嫌いになりそうです」

向日葵は優しすぎる性格から、杏奈の母に胸を痛めました。

柊木は、課外授業と称して、麻理恵(佐藤仁美)と杏奈の母親、小百合と対面する現場に生徒たちを連れて行きました。

「反省?どうして私が反省しなければならないんですか?あの講師が犯罪者なのは事実です」

「白石さん、あなたがしたことは犯罪です」

「なんで娘にあんなことをした人が今も講師を続けているんですか?娘は亡くなっているんですよ!」

「被害者遺族にもっと寄り添うべきだと私も思います。なんで被害者遺族が反省しなきゃならないんですか?私は杏奈さんは嘘をついていないと思います」

向日葵は思わず、小百合に肩入れ。

小百合は向日葵の優しさに礼を言いますが、麻理恵は「言いたいことを言えて気が済んだ?」とあえて厳しく声を掛けました。

麻理恵はこのままでは、小百合が犯罪者になる事、小百合の人生を生きる為に必要なことを準備する説明をしました。

ここで、小百合は納得し、麻理恵は一緒に「被害者遺族」の加害者と長い闘いを続けることに。

向日葵は、被害者に寄り添うだけが弁護士じゃない事を学びました。

その夜、新たな松下の被害者の女子高生から、風見からもらった録音データを見せたら、カッターナイフで脅され、裸の写真を撮られたことを聞きました。

実は、松下は女子高生に被害に遭った証拠を録音させ、松下の罪を暴くために協力させていたのでした。

風見はその高校生が妹と重なり、思わず、犯人の松下を追跡。

彼を殺しかけていた風見を藍井が止めますが、揉み合いの末に、風見は藍井を刺してしまいました。

女神の教室9話感想・みどころ

助けてを言っても、ナイフで脅迫されたら、声出せないですよね。

松下の罪を暴くとはいえ、まだ未成年の女の子に録音を頼むのは最悪の結果しかないですよ。

松下を慕うその高校生を妹と同じくらい密室の性被害に遭わせてしまった風見の罪は重いと感じました。

向日葵が、法律に携わる将来性に不安を感じる気持ちもわかります。

しかし、彼女が、麻理恵と、松下の最初の被害者の白石杏奈の母、小百合に厳しくも温かく、弁護士として真摯に向き合う姿を見て、考えが前向きになった展開は救われましたね。

松下が停職処分を食らって動きにくいのはわかるけど、男性と2人きりになる状況に女の子を追い込んだのは最悪ですよね。

いつもはあらゆることに無関心な藍井の優しい一面が覗いたと思いました。

妹が部室で教師からの性被害によって、人生を壊されてしまったからこそ、法で裁けない罪を人一倍、憎み、何かを起こそうとしていることを察知し、彼の暴走を食い止めようとした…。

でもそれが今日のエピソードでは、悲劇に変わってしまいましたね。

まさか、松下を殺すつもりで尾行していた、風見が、彼が罪を犯すのを食い止めようとしていた藍井を刺してしまうとは…。

病院に搬送された藍井が助かってほしいし、風見には柊木達の優しさと人間としての強さから、前へ進んでほしいと思う9話でした。

 

 

 

 

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